2023年 5月 24日(水曜日)
時間帯: 13:30~17:00
ご参加対象者: 海外展開をされている企業様、グローバル化推進をご担当されている経営企画部、国際部、人事部の方々
◆ 研修の概要
この研修では、拠点別部分最適ではなく、グローバル全体最適を追求する経営の仕組みをどのように作り、さらにスピードのある効率的な経営を可能にするアプローチ、そのために不可欠なグローバルに活躍できる人財育成の考え方について、事例を踏まえながら解説します。
海外に進出している多くの日本企業にとって、グローバル化とは、海外拠点の数を増やし、規模を大きくすることによって、海外売上比率や海外営業利益率を高めることではないでしょうか?日本市場において大きな成長が見込めない以上、海外市場を求めて進出し、あるいは生産や開発を最適な国で行うことは当然の動きであると思います。
しかし環境変化のスピードが速い現代において、今までのように、拠点長を任命し、赴任した拠点長の個人的経験値でそれぞれの拠点を成功に導くのは、多くの時間と試行錯誤が発生し、グローバル全体で見れば必ずしも効率的な経営とは言えません。
様々な拠点の経験値を共有し、業務の原理原則を明確にして、短期間に現地業務のあり方を確立し、適切な人財を育成し、現地化・自立化を行い、他の拠点にも貢献できるようなグローバルネットワークの一員としての拠点を育てる必要があります。
そのためには拠点長に全てを任せて、拠点別にバラバラな経営をするのではなく、国内外の拠点をまたいだ業務別チームを作り、業務の原理原則を明確にした上で、グローバル全体最適を追及する経営の仕組みづくりが重要であると考えます。
◆ カリキュラム
Ⅰ.日本企業のグローバル化の課題
- 1. 「優れた技術で優れた製品を作り、世界中で売る」という考えは正しいか?
- 2. マーケティング力、徹底力(求心力)、スピード、イノベーション力、情報収集活用力で勝つ
Ⅱ.真のグローバル企業のあるべき姿
- 1. グローバル最適経営力
- 2. グローバル競争力
- 3. 日本企業に見られるグローバル企業へのシナリオ
Ⅲ.グローバル企業力診断
- 1. 診断プログラム概要
- 2. グローバル先進7社のベンチマーク結果
Ⅳ.グローバル最適経営を実現するアプローチ
- 1. グローバル化の各段階別に取るべきアクション
- 2. 日本企業が真のグローバル企業になるために、何をどう変えていくべきか?
Ⅴ.グローバル人財育成
- 1. グローバル人財とは?
- 2. グローバル人財の育成
◆ セミナー詳細
会 場: グローバルマネジメント研究所 セミナールーム
- 〒102-0075 東京都千代田区三番町3-6 ローダム三番町102
- (エントランスインターホンで「102」を押してください)
- 半蔵門線「半蔵門」(5番出口)より徒歩5分
- 半蔵門線「九段下」(5番出口)より徒歩10分
- 総武線・有楽町線・三田線・西武新宿線「市ヶ谷」より徒歩10分
参加費用: 無料
定 員: 10名
講 師:福住 俊男 (ふくずみ としお)
- 株式会社グローバルマネジメント研究所 代表取締役社長
- <経歴>1975年、アクセンチュア株式会社に入社後26年間コンサルタントとして活躍。日本企業の多くの業務改革プロジェクトに関与した。87年にパートナーになって以降は、グローバル企業であるアクセンチュアの経営にも関与した。
- 2001年アクセンチュアを退社し、慶応大学SFCキャリアリソースラボ訪問研究員、非常勤講師としてグローバル経営のあり方の調査研究に従事した。
- 現在、株式会社グローバルマネジメント研究所 代表取締役社長。グローバル最適経営の実現を支援するコンサルティング事業とグローバル人材育成事業を行なっている。
◆ お申込方法 <お申込締切日:各開催日の前日午後4時まで>
下記必要事項をご記入の上、E-mailまたはFAXにてお申込みください。
・お申込先メールアドレス: kanri@globalmgtlab.com
プログラムの詳細、お問合せは、【優れたグローバル企業を目指して】公開講座(PDF)】をご参照ください。
お申込み用紙はこちらから入手できます。【申込書】
◆ お問い合わせ先
- 株式会社グローバルマネジメント研究所
- TEL: 03-6272-8395
- FAX: 03-6272-8397
- 〒102-0075 東京都千代田区三番町3‐6 ローダム三番町102
- GML海外赴任前研修担当